インプラント治療

インプラントの実例

当クリニックで治療を受けられた患者さんの症例を紹介します。

どの歯がインプラントかわかりますか?

インプラントの上部構造には審美性に優れた材料をもちい、しっかりと噛めるという機能性に加えて見た目の自然な美しさも確保します。 下の写真に写っている3本の歯のうち、どの歯がインプラントかおわかりになりますか?

どの歯がインプラントかわかりますか?

どの歯がインプラントかわかりますか_A? どの歯がインプラントかわかりますか_B?
中央の歯がインプラントです。自然な色調であることに加えて、歯肉との境目もとても自然な感じであることがおわかりいただけると思います。

骨が薄い場合の植立の例

この患者さんは、他院で「上顎の奥歯はインプラントをできない」と言われ、メデント歯科センターを訪れました。 診察すると、たしかに上顎洞が歯槽骨に近接していて、そのままではインプラントを植立することはできない状態でした。 このような場合、歯槽骨の厚みを補いつつインプラントを植立するいくつかの方法があります。 この患者さんの場合は、精密検査の結果、上顎洞粘膜を持ち上げてやればよいと判断できましたのでサイナスインパクションをおこないました。

本法の元となる手法はサマーズらが1994年に提唱し、本邦ではソケットリフトとして定着している。一方でこの手法は感染を起こしやすい難点があることから、2001年にトフラーが新たな手術法を開発し、現在主要先進国では中核技法となっている。我が国では2005年に伊藤正夫が本法を紹介し、メデント関連医療施設を中心に普及活動を行っている。サマーズのソケットリフトに比べ術後感染が圧倒的に少なく、治療成績が飛躍的に伸びた。

骨量が足りない場合におこなうさまざまな手法については こちらをご覧ください。

サイナスインパクション

上顎の骨が溶けて、上顎洞までの距離がありません。サイナスインパクションで空洞の床を上に持ち上げています。植立された2本のインプラントの間に、ドーム型に持ち上がった骨が白く見えています。(下図左)
8ヶ月経過し、骨化が進んだので、上部構造を固定しました。(下図右)
サイナスインパクション

歯が一本もなく、顎も萎縮して困っておられた方の例

この患者さんは、手術前かなり心配さていらっしゃいましたので、私の著書でインプラントについての理解を深めてもらい、十分にお話しして、心配ごとを解消してから治療をうけていただきました。手術そのものはオーソドックスな手法でまったく問題なくおこなうことができ、歯が入った後はとても満足していただきました。

上下顎をフル再建します

インプラント植立の状態
入れ歯とは異なり、インプラントにネジで固定されているため、自分では取り外すことはできません。

噛み合わせを回復した例

この患者さんは奥歯を失っていて、下の前歯が上の前歯の裏側を噛んでいるような状態だとうったえてこられました(私が新聞に書いたコラムの記事をたよりにメデント歯科センターに来院されたそうです)。このような症状の方は、顎の関節にも負担がかかっていて、カクカクいったり、片頭痛、肩こりなどに悩まされていることが多くあります。

咬合崩壊の治療には高度な再建技術が必要です。各々対応する部分にインプラントを同数ずつ(この患者さんの例では上下左右各2本ずつ、計8本)植立して、仮の歯を使って症状を見ながら噛み合わせを挙上していきました。噛み合わせを挙上していくと、前後的にも顎が動いて、かつての正しい位 置を取り戻そうとします。噛み合わせが確立したのち、その位置で最終の上部構造物を作製しました。この患者さんの場合、治療には1年ほどかかりましたが、噛み合わせ回復することができ、肩こりからも開放されました。

下顎大臼歯部に植立

奥歯がありません 噛み合わせを回復しました

上顎と下顎をインプラントで支える入れ歯にした例

この患者さんは高齢ですがたいへんお元気な方です。が、心筋梗塞の既往があり、冠血管の形成術を受けていました。このような方には、手術中の循環動態を適切に維持することが最も重要で、また、傷ついた心筋に感染を起こさせないような特別な配慮も必要です。 病院の主治医と連絡をとったところ、そのような配慮をすれば大丈夫でしょうとの意見でした。安全上、最小限のインプラントで最大の効果 をあげることが望まれます。下顎には2本のインプラント、上顎には4本のインプラントを植立し、それを鉄棒のように貴金属のバーで連結して、総入れ歯を固定する方法を考えました。そしてインプラントにカチッと止まって決して落ちたり浮き上がったりしない入れ歯を作製しました。しっかりと固定された入れ歯になったため、普通の食事をとることができるようになりました。
普通の入れ歯と異なり口蓋部分を覆わないので味覚も阻害されません。

4本のインプラントを連結

インプラントを植立しました インプラントをバーで連結しました 義歯がしっかり固定されました

歯槽膿漏の方の例

この患者さんは歯ぐきが弱い体質で、早くから歯槽膿漏に悩まされていました。銀座メデントクリニックに来院されたときは20代ですでに上顎の歯を4本失い、上顎全体がブリッジでつながっている状態でした。 この患者さんはラジオ番組での私のインタビューを聴かれて来院されたとのことで、インプラント治療を希望されたのですが、インプラント治療は治療法のひとつであり、インプラントをすること自体が目的ではないことを説明することから始まりました。
治療の目的は自分の歯をできるだけ多く、長く維持することであり、失われた機能を再建することです。その意味でこのような方の場合、歯周炎の治療がインプラントに優先して行なう必要があります。まず自分の歯をしっかりさせ、そのうえでインプラント治療を行なうのです。
この患者さんの場合、歯槽膿漏を治すことからとりかかりました。ゴアテックス膜を入れる手術も何箇所かおこないました。膿が止まって歯がしっかりしてきた段階で、ブリッジの自分の歯がない部分を切断して、そこにインプラント治療を施しました。
インプラントが機能するようになると、咬合圧の大半をインプラントが引き受けてくれるようになるので、自分の歯に対する負担が減って、歯の寿命は飛躍的にのびると期待できます。そんなことを考えて治療プランを作成しました。 4本植立したインプラントはいずれも生着し、噛み合わせを支えてくれています。頑固な歯周炎も治癒し、良い状態で経過しています。

歯槽膿漏を治療したのち植立

術前 術後

咬合崩壊症例

最後に残った2本の歯もぶらぶらになって、入れ歯も入れられません。食べられなくて痩せ細っていました。全顎咬合再建を行います。さまざまな移植手法を駆使しながら行ないます。 きれいな歯が入り、よく噛めるようになりました。体重も1ヶ月で5kg増加しました。

全顎咬合再建

咬合崩壊の再建

女性の咬合崩壊症例

まだ壮年期の女性です。長年歯周病治療を行なってこられましたが、末期的な状態になって来院されました。よく儼めるようにすることと、審美性が問われる症例です。

咬合再建

咬合崩壊の再建2
美しい歯が入り、よく噛めて楽しく、円滑な社会生活を楽しめるようになりました。

85男性でマグネット式の入れ歯を入れていましたが、アワビが食べたいという人の例

ご高齢ですが、アワビが食べたいということで銀座メデントクリニックにお越しになりました。下顎の歯はまだしっかりしています。 上顎に磁石で止まる高価な入れ歯を入れておられましたが、残念ながら入れ歯では生アワビは噛み切れません。上顎に8本のインプラントを植立したら、生アワビが食べられるようになりました。

上顎のインプラント

上顎のインプラント
美しい歯が入り、よく噛めて楽しく、円滑な社会生活を楽しめるようになりました。

笑顔をとりもどした方の例

上顎のブリッジにしていた歯が、みんな腐ってしまいました。だから笑えませんでした。

上顎のインプラント

上顎のインプラント
上顎だけをインプラント治療しました。こんなに笑えるようになりました。

遊離骨移植でインプラントを植立した例

歯周病が、部分的に高度に進行し、右下の1本の歯のない部分にはインプラントが植立できない状態でした。 オトガイから小さな骨片を採取し、当該部位にスクリューで固定しました。4ヶ月後にインプラントを植立し、 それから4ヶ月後に歯が入りました。レントゲン向かって左下のインプラントがそれです。
メデントではこのような治療は静脈内鎮静法下で行ない、眠っている間に手術は終わります。入院の必要もありません。

遊離骨移植

遊離骨移植のオルソパントモ
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(切開した状態の写真ですので、苦手な方はクリックしないでください)
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